
看護部門
私たち看護職員は法人の理念・目標の実現に向けて、一人ひとりが社会人・組織人・専門職業人としての役割を自覚し、地域の皆さまに信頼をいただけるような「優しさと思いやり」のある看護サービスの提供に努めております。

看護部の理念
患者様に信頼され、満足していただける看護を提供します
看護部の基本方針
1.私たちは、患者さまの権利と人間としての尊厳を尊重した看護を行います
2.私たちは、患者さま中心の優しさと思いやりのある看護を提供します
3.私たちは、専門職として安全かつ質の高い看護を提供します
4.私たちは、円滑なチーム医療を推進するため、看護職としての役割と責任を果たします
5.私たちは、患者さまのニーズに対応できるよう、主体的に自己研鑽に努めます
放射線科

放射線科では、早くから全身用CT装置を導入し、その後も高磁場のMRI装置を導入するなど放射線検査に画像診断技術を取り入れ、地域医療の発展に努めてまいりました。これからも、画像診断装置などの検査機器の充実に努め、最新技術の提供を心がけてまいります。
また、緊急・救急の患者さまのために、24時間体制にて検査を実施しており、常に最新の画像を提供できるよう努めております。
それぞれの検査においては、安全安心を最優先とし、お待たせする時間を減らし、正確で効率のよい検査の実施を心がけるとともに、内視鏡室に経鼻内視鏡を導入するなど検査に対する不安や苦痛を少しでも軽減できるようにしております。
薬剤科

薬剤科基本方針
安心、安全をモットーに、患者さまに決して不安を与えないように常に心がけています。
医薬品が係わる業務には薬剤師が携わるようにしています。
業務内容の特長
調剤業務 | 院外処方箋を発行しています。できるだけ外来の患者さまのお薬は、かかりつけの薬局でお願いし、その分、病院薬剤師は院内の薬剤業務に専念しています。 入院調剤は、調剤機器のコンピューター化により、正確で迅速な調剤を行っています。 お薬の包には、患者さまのお名前と飲み方、お薬の名称や量を印刷しています。 |
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薬剤管理指導業務 | 担当の薬剤師が、病棟ごとにお薬が正しく使われているかチェックしています。 患者さまには、安心してお薬をお飲みいただけるようにお薬の説明をいたします。 院外薬局や患者さまからのお薬に関する問合せには薬剤師が対応しています。 その他、厚生労働省や各製薬会社からの医薬品に関する情報は薬剤科にて一括して管理しています。 |
※お願い:お薬手帳をお持ちの方は、受診時に忘れずにお持ちいただくようお願いいたします。
中央検査科

病気の診断・治療・経過を看るための検査として、生化学、血液学、免疫学、細菌学、一般検査などの「検体検査」と、心電図、脳波、超音波、肺機能検査など患者さまに直接接して検査する「生理検査」を行っています。
臨床検査技師が24時間体制で検査を担当し「臨床検査はいつでも迅速、正確」を合言葉に診療や患者さまサービスに努めております。
心理・社会医療事業科
臨床心理室
内科、神経内科、心療内科、脳神経外科または精神科を受診され、医師より下記の心理検査または心理療法の内容が処方された場合、当部門におります専門のテスターとカウンセラーが担当し、指導・実施しております。
心理検査 | □知能測定 □認知症のスクリーニング □性格や行動パターン、深層心理分析 □ストレスチェック □物忘れ度の判定 など |
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心理療法 | □家庭、学校、職場における心の悩みや不安、心配事などへのカウンセリング(心の健康相談) □ストレス解消法:心身安定法としての自律訓練法、筋弛緩法、バイオフィードバック療法、イメージトレーニング □対人関係改善のための交流分析療法、認知療法 など |
医療相談室(社会医療事業科・老人性認知症疾患センター)
医療相談室では | 「医療費が高くなりすぎないか不安」 「福祉の制度(年金・手帳)を活用したい」 「介護保険はどうやって使うの?」 「社会復帰施設を利用したい」 など、医療福祉制度、経済的問題、退院後の療養や社会復帰についてのご相談を伺っております。 |
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老人性認知症疾患センターでは特に認知症についてのご相談を伺っております。 | 「最近家族がもの忘れをするようになった」 「病院を受診しようか迷っている」 「介護について悩んでいる」などなど |
※もし何かお困りの事がございましたら、医療相談室にお気軽にご相談ください(予約制ではありませんが事前にご連絡いただけますとスムーズです)。
※プライバシーに配慮した相談を行っております。相談費用はかかりません。
リハビリテーション科

理学療法部門
主に脳血管疾患や神経疾患に対するリハビリテーションを行っています。基本動作(寝返る、起きる、座る、立つ、歩くなど)の回復を主目的として早期からのリハビリテーションに重点を置いています。
脳卒中ケアユニットでは、早い場合には発症の翌日からベッドサイドで行います。
作業療法部門 | 主に脳卒中により損なわれた身体機能・精神機能や日常生活に必要な能力の回復を目指しています。 早期より病棟やリハビリ室で、麻痺への機能回復訓練、身の回りの動作(排泄・食事・更衣など)等への訓練を行っています。 |
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言語療法部門 | 言語聴覚療法では、脳血管疾患により言語障害(話せない、理解できない)や摂食嚥下障害(食物が飲みこめない、むせてしまう)などを呈する方々の治療を行っています。 コミュニケーションが上手にとれるよう、嚥下機能を回復できるように、言語聴覚士が援助しています。 |
精神リハビリテーション科

精神デイケア・ナイトケア
精神科外来治療の一環として行われているリハビリテーションの一形態です。
デイケア・ショートケア・デイナイトケアの目的 | 家庭や施設など地域に基盤を置きながら、手工芸や様々なグループ活動を通して、人との関わり方、暮らし方などを学んだり、互いに影響し合うことで成長して行くことを目的としています。 |
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デイケアの特徴 | 当デイケアは規則の中にも自由な雰囲気が漂い、年配の人や若い人がお互いに刺激し合って、一人ひとりの成長に役立っています。 |
ショートケアの特徴 | 3時間といった短時間の参加も可能です。午前でも午後でもそれぞれのペースに合わせた利用が可能です。 |
開催日 | デイケア : 月・火・水・金・土 9時~15時 ショートケア : 月・火・水・金・土 9時~12時 12時~15時 デイナイトケア : 月・火・水・金 9時~15時 |
内容 | 手工芸(陶芸・籐細工・革細工・編物など)・スポーツ・音楽・料理・園芸・心理教育的プログラムなどを行っています。 花見・キャンプ・バスハイク・文化祭など季節に応じた行事プログラムも行っています。 |
費用について | デイケア、ショートケア、デイナイトケアは治療の一環として行うため、治療費がかかります。 費用の詳細については、担当のスタッフあるいは医事会計グループにお問い合わせください。 |
スタッフ構成 | 医師、作業療法士、看護師、ソーシャルワーカーなど。参加メンバーとともに活動を行いながら、様々な個別の相談に応じています。 |
ご利用の際には | 主治医の処方が必要で、治療費や食事代には各種医療保険が適用されます。週1回の参加から可能です。自分に合ったペースで相談して決めていただいています。 |
次のようなことでお困りの方、ご利用ください | □就職したいが自信がない、糸口が見つからない □生活のリズムが乱れてしまう □日常生活が自分でできず、自律したい □友人・仲間が欲しい □趣味を見つけたい □毎日の生活にうるおいを見出したい |
喫茶ホープ | 喫茶ホープは治療プログラムの一環として行われている喫茶室です。 グリーンハウスの一階入り口に専用の喫茶室があります。 そこでは、利用者自身が自主的に喫茶を運営し、責任をもち、各々の役割を果たす事で社会的なルールを学んだり、人との交流を学んだりしています。 |

精神科作業療法
作業療法とは、様々な作業活動、例えば手工芸やグループ活動、レクリエーションなどをしながら治療する方法です。作業活動は身体の調子を整えたり、精神の安定をはかる役割を果たします。活動を通し、日常生活の改善や人間関係の習得、社会参加に向けた準備など共に考え、支援していくことなどを目的としています。
費用について | 作業療法は治療の一環として行うため、治療費がかかります。 費用の詳細については、担当のスタッフあるいは医事会計グループにお問い合わせください。 |
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内容 | 手工芸(編物・刺し子・籐細工・編物・革細工・陶芸・ぬり絵など)・コーラス・軽スポーツ・調理・生け花・園芸・社会復帰プログラムなどを行っています。 花見・バスハイク・夏祭り・運動会・文化祭などの季節に応じたプログラムも行っています。 |
参加するには | 医師の依頼箋が必要となります。入院中の方が主ですが、自宅から(外来)でも参加することはできます。午前か午後どちらか参加することもできますし、両方参加することもできます。また、スタッフと相談して自分にあったペースで参加していただくことができます。 |
臨床栄養科

管理栄養士が、患者さまならびに白寿荘に入所されている皆さまの栄養に関する業務を担当しております。
生活習慣病は、食生活習慣と生活習慣を見直すことで相当改善できますのでお気軽にご相談ください。治療として、栄養相談をご希望される方は、医師の指示が必要になりますので、担当医師に申し出てください。
人間ドックにて、病気を予防することを目的とした栄養相談も行います。
18年度より、患者さまの栄養状態等を確認しながらのNST(医師を含めたチームが口から摂る栄養治療を検討)食の提供も始めております。
栄養食時サービス科

病院および白寿荘の皆さまに、オール電化厨房にて、HACCPに基づいた衛生管理のもと、安全でおいしい食事を召し上がっていただけるよう心がけております。
一日の食数は病院、白寿荘、通所やデイケアと合わせて1,500食ほどになります。
現在、朝食・昼食で週3日選択メニューを行っております。又、四季折々の行事食などをご用意し、患者さまに満足していただけるように努めております。
お誕生日にはバースデイカードとお赤飯、ケーキもお付けして、ささやかですがお誕生日膳を提供させていただいております。
また、食材の大きさ、堅さなど皆さまが食べやすいように個別対応も実施しておりますので、お食事についてご希望などがありましたら、栄養士や病棟の看護師にお気軽に申し出てください。